2007年11月14日
FISH・ON ! 鹿留 2007年11月初旬 釣行
久しぶりにフィッシュオン鹿留に行って来ました。
ご存知の方も多いでしょう関東屈指の管理釣り場です。
場所は山梨県都留市に位置します。
東京からは中央自動車道を河口湖方面へ向かいます。
鹿留まではスムーズに行けば1時間半位のアクセスです。近いでしょ。
途中、家族連れやワンワン等のペット連れの方の休憩場所として最適なのが、
大きなサービスエリアで名物品も多い談合坂SAがあります。
我が家ではいつも飲むヨーグルトとソーセージやハムなどの牧場モノ
を仕入れていくことにしてます。
ワンワンものびの~びできる小山状の大きな公園があって、必ず一息つきたくなりますよ。
談合坂SAを更に進み大月JCT(富士吉田線)を河口湖方面へ経由し都留ICで下ります。
都留ICを下りて左折後、踏切を渡り、国道139号線を富士吉田に向かって右折。
5キロ程走るとフィッシュオン鹿留の看板が見えるので信号を左折し、道なりに4km程で到着します。
都留ICからは20分位ですかね。
昔は看板も無く突入口も分かりづらく、舗装もあまりされていない道だったのですが、
今はほぼ全舗装状態で辿り付けます。
但し大型のダンプカー等も時間帯によってはすれ違うことがあり、
部分的にはあまり幅広い道ではないので
やはり地元の方を優先させて通行した方が良いでしょう。
地元車優先という東京では決して主張できないような看板も立ってますしね。
フィッシュオン鹿留という管理釣り場は非常に整備されています。
渓流部・ポンド(鹿留湖)・大型魚専用池(パインレイク・かわせみ)の3部構成です。
渓流部は、よくある様な間仕切りプールが中流域にあり
上流部は少し前に改装されネイティブエリアと称し
イワナやヤマメの良型が放流されていて楽しめます。
エサ専用エリアや貸切釣り場もあり、家族連れやグループ向けの為にバーベキューエリアまで完備されています。
宿泊もできて洋室・和室・ログハウス・キャンプ・オートキャンプもできます。
ワンワン連れの方はログハウスを利用します。鹿留のホームページには記載されていないので
料金等を電話で確認した方が良いですね。
ドッグランもありますよ(昔はキャスティング練習専用広場でした)。
駐車場は、それぞれのエリアに十分なスペースをもって用意されています。
一人で行くもよし大勢で行くもよし、十分に楽しめる場所となっています。

東電不動産が営業しているようです。
親会社の東京電力は色々大小問題を抱えていてイメージが良くありませんが、
この様な素晴らしいエリアフィッシングを楽しめる場所を提供していただけることには感謝ですね。
入漁料などの詳細は鹿留のホームページを確認下さい。1日券で大人4100円です。
魚の慰霊碑もあり、魚を大事に扱っている姿勢が十分うかがえますよ。
我々アングラーもゲームフィッシングの中にもその心がけは基本姿勢として忘れてはいけませんね。

日祭日などの休日にはそれなりに混むのでしょうが、
平日はまばらにしかアングラーは来ていません。
エリアフィッシングは一つのジャンルとして確立してきましたね。
単なる禁漁期間の場繋ぎ的なものではなくなっています。

この日は朝の8時位から釣り始めました。
パイロット・フライはドライフライ。
エルクヘア・カディスの#14(ブラウン)。
それなりの晴天ではあるけど少し雲りがかり。
、、、
気温は10~12度、水温はもう少し低いでしょう。
午前中の活性は決して高いとは言えません。
ドライで各ポイントを粘りましたがなかなか出ませんね。
先ずドライで出したいんですよ。どうしても。30分くらい粘ってやっと1匹出ました。
お気に入りのポイントの一つ、崖下のピボット的鹿留リアルネイティブエリア。
大小の岩が程よく入っています。
バシャっと出たんだけど、、、いや!喰ってない!?見切られてる!
掛かったのは掛かったが、案の定スレ掛かりだ。
スレ掛かりというのは、口以外の場所(例えば側面とか腹)にフッキングしちゃうこと。
ドライフライに出たんだけど喰わないで魚体を反転したときに合わされちゃったんだね。
水流が魚体に被さるので重い重い。

使用したロッドは
テンリュウ(天龍) K・BULLET シングルハンド EX905
リールはシマノ・フリーストーン FV5(#5)。
ラインシステムは、それはもう横着。
フライラインにブレイデッドリーダーを付け、その先にはティペットです。
シビアな釣りを追い求めるアングラーには全く好まれないシステムですが、
これで天然河川でも成果を出しています。
手早く簡単にラインブレイクに対応できて、釣りに専念できるシステムなので
横着な人は取り入れてみてはどうでしょう。
スレ掛かりは下手に引っ張ると簡単にバレちゃう。
しかも40cmオーバーのレインボウ(ニジマス)。
魚は横向きに変に引っ張るし水流に持っていかれるしでどうしよう。
オマケに寄せられそうだと思ってランニングネットに手を掛けたはいいが
何ということか手元からランニングネットが離れ、流されちゃった。
おかげでせっかくの細かいポイントをバシャバシャと潰しながら、
魚とネットを追いかけるハメに。
ティペットは#7を使っていたので、これ以上の無理なやり取りは危険。切れてしまう。
手元にたぐっていた分のフライラインは出ちゃったので、ディスクドラグを使いましたよ。
何とか岸川の緩い流れに寄せ、ネットも確保できたので無事ランディング。
いやー上腕二頭筋が微妙に張りました。転ばなくて良かった。
その後ドライで数匹上げて、魚の活性が悪いのでフライを沈めることにしました。
ウェット、マラブー等などで数匹のレインボウを釣り上げましたが、イマイチ。
やっぱり釣れなきゃ面白くないので、必釣グローバグを使
いましたよ。
グローバグというのは、丸いほわほわした卵状の形の沈めて使うフライ(エッグフライ)です。
管理釣り場にいる魚のほとんどは養殖魚です。大きく育つまで”人工餌”によって育てられた魚たちです。
そう釣果を上げるのにはそれに類似するようなフライを使えば効果が望めます。
(稲見さんという方の著書に詳しく書いてあるので、興味のある方はそちらをどうぞ。)
案の定、流れの中層にいるようなレイボウがパシャと落とすグローバグに目を向け
沈下していく最中を喰い始めました。
それでも飽きられたらリトリーブ(手元に引き寄せる)したりアクションを加えたりします。
午前中は20匹位で終了。

昼食はmincoと一緒に。
フィッシュオン鹿留にはレストランもあり十分な食事をとることができますよ。
テラス席は暖かい日は気持ちが良い。
午後の部を開始。
水温が上がらず活性もまだあがりません。
微風はありますが気になるほどではないです。
落ち葉の量が多いですね。紅葉もそろそろ見ごろとなってくるでしょう。
ぱらぱらと微風で舞い落ちとても綺麗です。
でも釣りには邪魔ですけどね。特にフライフィッシャーには。
午後もグローバグ、マラブー、ウェット等など基本的には中層から下層狙いの釣りです。
途中からライズも散見しだしたので、水面直下に狙いを変えました。
結構ね、フローティング・ニンフ系のものもきますよォ~!
視認性もよく直下狙いには最適です。天然の川でも釣れますね。

フィッシュオン鹿留は既に冬季時間となっており6:00~17:00です。
やっと魚の活性が良くなってきたのが15時過ぎあたりから。
虫はまずまず飛んでますね。ユスリカなんかもね。
天気も少し曇り始め、気温も体感的に1度くらい上がったような。。。
魚の動きが活発になって、バシャ、バッシャと跳ねるようになってきました。
もうそこからはドライの登場です。
エルクヘア・カディスのブラックボディ、ダーク系のものを使いました。(#12)

もう手前の足元のポイントからガンガン出ましたよ。
ちょっとした落ち込みから、岩周り、流れ込みと。
流れの緩いプール状の場所でもほぼ入れ食い状態に。
しかも40cmオーバーのレインボウがガンガンでます。
状態が良くなったらネイティブエリアに行こうと思ってたんだけど、
移動するのが面倒臭くなるくらい、反応が良すぎ。
ファイトだけで言うとレイボウは面白いですね。大ジャンプしたり走ったりと。
15時以降はドライ一本で遊ばさせてもらいました。

16時半を過ぎたあたりまで粘って遊んでいたんですが、
そろそろ河口湖畔に予約をとってある宿の夕食時間
に間に合わなくなってしまうので、
残念ながらお開きに。
マー君は初めて目にした大きなレインボウに興味津々。
動くたびに飛び掛りそうになってましたよ。

とても楽しい一日を過ごせました。
日々の雑念を払って釣りに専念ができて十分に楽しめましたよ。
mincoとマー君は、散歩したりのんびりしたりしていたようです。
釣りに付き合わされた小旅行ってのは我が家の恒例と化しています。
その小旅行(河口湖へ)については後日書きます。

オマケ、、、
mincoに閉じ込められるマー君。


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↓このエリアの場所はここ
ご存知の方も多いでしょう関東屈指の管理釣り場です。
場所は山梨県都留市に位置します。
東京からは中央自動車道を河口湖方面へ向かいます。

鹿留まではスムーズに行けば1時間半位のアクセスです。近いでしょ。

途中、家族連れやワンワン等のペット連れの方の休憩場所として最適なのが、
大きなサービスエリアで名物品も多い談合坂SAがあります。
我が家ではいつも飲むヨーグルトとソーセージやハムなどの牧場モノ
を仕入れていくことにしてます。

ワンワンものびの~びできる小山状の大きな公園があって、必ず一息つきたくなりますよ。
談合坂SAを更に進み大月JCT(富士吉田線)を河口湖方面へ経由し都留ICで下ります。
都留ICを下りて左折後、踏切を渡り、国道139号線を富士吉田に向かって右折。
5キロ程走るとフィッシュオン鹿留の看板が見えるので信号を左折し、道なりに4km程で到着します。
都留ICからは20分位ですかね。
昔は看板も無く突入口も分かりづらく、舗装もあまりされていない道だったのですが、
今はほぼ全舗装状態で辿り付けます。
但し大型のダンプカー等も時間帯によってはすれ違うことがあり、
部分的にはあまり幅広い道ではないので
やはり地元の方を優先させて通行した方が良いでしょう。
地元車優先という東京では決して主張できないような看板も立ってますしね。
フィッシュオン鹿留という管理釣り場は非常に整備されています。
渓流部・ポンド(鹿留湖)・大型魚専用池(パインレイク・かわせみ)の3部構成です。
渓流部は、よくある様な間仕切りプールが中流域にあり
上流部は少し前に改装されネイティブエリアと称し
イワナやヤマメの良型が放流されていて楽しめます。
エサ専用エリアや貸切釣り場もあり、家族連れやグループ向けの為にバーベキューエリアまで完備されています。
宿泊もできて洋室・和室・ログハウス・キャンプ・オートキャンプもできます。
ワンワン連れの方はログハウスを利用します。鹿留のホームページには記載されていないので
料金等を電話で確認した方が良いですね。

ドッグランもありますよ(昔はキャスティング練習専用広場でした)。
駐車場は、それぞれのエリアに十分なスペースをもって用意されています。
一人で行くもよし大勢で行くもよし、十分に楽しめる場所となっています。


東電不動産が営業しているようです。
親会社の東京電力は色々大小問題を抱えていてイメージが良くありませんが、
この様な素晴らしいエリアフィッシングを楽しめる場所を提供していただけることには感謝ですね。

入漁料などの詳細は鹿留のホームページを確認下さい。1日券で大人4100円です。
魚の慰霊碑もあり、魚を大事に扱っている姿勢が十分うかがえますよ。
我々アングラーもゲームフィッシングの中にもその心がけは基本姿勢として忘れてはいけませんね。


日祭日などの休日にはそれなりに混むのでしょうが、
平日はまばらにしかアングラーは来ていません。
エリアフィッシングは一つのジャンルとして確立してきましたね。

単なる禁漁期間の場繋ぎ的なものではなくなっています。


この日は朝の8時位から釣り始めました。
パイロット・フライはドライフライ。

エルクヘア・カディスの#14(ブラウン)。
それなりの晴天ではあるけど少し雲りがかり。


気温は10~12度、水温はもう少し低いでしょう。
午前中の活性は決して高いとは言えません。

ドライで各ポイントを粘りましたがなかなか出ませんね。
先ずドライで出したいんですよ。どうしても。30分くらい粘ってやっと1匹出ました。
お気に入りのポイントの一つ、崖下のピボット的鹿留リアルネイティブエリア。

大小の岩が程よく入っています。
バシャっと出たんだけど、、、いや!喰ってない!?見切られてる!
掛かったのは掛かったが、案の定スレ掛かりだ。

スレ掛かりというのは、口以外の場所(例えば側面とか腹)にフッキングしちゃうこと。
ドライフライに出たんだけど喰わないで魚体を反転したときに合わされちゃったんだね。
水流が魚体に被さるので重い重い。


使用したロッドは

テンリュウ(天龍) K・BULLET シングルハンド EX905
リールはシマノ・フリーストーン FV5(#5)。
ラインシステムは、それはもう横着。
フライラインにブレイデッドリーダーを付け、その先にはティペットです。
シビアな釣りを追い求めるアングラーには全く好まれないシステムですが、

これで天然河川でも成果を出しています。

手早く簡単にラインブレイクに対応できて、釣りに専念できるシステムなので
横着な人は取り入れてみてはどうでしょう。

スレ掛かりは下手に引っ張ると簡単にバレちゃう。
しかも40cmオーバーのレインボウ(ニジマス)。
魚は横向きに変に引っ張るし水流に持っていかれるしでどうしよう。
オマケに寄せられそうだと思ってランニングネットに手を掛けたはいいが
何ということか手元からランニングネットが離れ、流されちゃった。

おかげでせっかくの細かいポイントをバシャバシャと潰しながら、
魚とネットを追いかけるハメに。

ティペットは#7を使っていたので、これ以上の無理なやり取りは危険。切れてしまう。
手元にたぐっていた分のフライラインは出ちゃったので、ディスクドラグを使いましたよ。
何とか岸川の緩い流れに寄せ、ネットも確保できたので無事ランディング。
いやー上腕二頭筋が微妙に張りました。転ばなくて良かった。

その後ドライで数匹上げて、魚の活性が悪いのでフライを沈めることにしました。
ウェット、マラブー等などで数匹のレインボウを釣り上げましたが、イマイチ。
やっぱり釣れなきゃ面白くないので、必釣グローバグを使
いましたよ。

グローバグというのは、丸いほわほわした卵状の形の沈めて使うフライ(エッグフライ)です。
管理釣り場にいる魚のほとんどは養殖魚です。大きく育つまで”人工餌”によって育てられた魚たちです。
そう釣果を上げるのにはそれに類似するようなフライを使えば効果が望めます。
(稲見さんという方の著書に詳しく書いてあるので、興味のある方はそちらをどうぞ。)
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案の定、流れの中層にいるようなレイボウがパシャと落とすグローバグに目を向け
沈下していく最中を喰い始めました。
それでも飽きられたらリトリーブ(手元に引き寄せる)したりアクションを加えたりします。
午前中は20匹位で終了。



昼食はmincoと一緒に。

フィッシュオン鹿留にはレストランもあり十分な食事をとることができますよ。
テラス席は暖かい日は気持ちが良い。

午後の部を開始。
水温が上がらず活性もまだあがりません。

微風はありますが気になるほどではないです。
落ち葉の量が多いですね。紅葉もそろそろ見ごろとなってくるでしょう。
ぱらぱらと微風で舞い落ちとても綺麗です。

でも釣りには邪魔ですけどね。特にフライフィッシャーには。

午後もグローバグ、マラブー、ウェット等など基本的には中層から下層狙いの釣りです。
途中からライズも散見しだしたので、水面直下に狙いを変えました。
結構ね、フローティング・ニンフ系のものもきますよォ~!
視認性もよく直下狙いには最適です。天然の川でも釣れますね。


フィッシュオン鹿留は既に冬季時間となっており6:00~17:00です。
やっと魚の活性が良くなってきたのが15時過ぎあたりから。

虫はまずまず飛んでますね。ユスリカなんかもね。
天気も少し曇り始め、気温も体感的に1度くらい上がったような。。。
魚の動きが活発になって、バシャ、バッシャと跳ねるようになってきました。
もうそこからはドライの登場です。

エルクヘア・カディスのブラックボディ、ダーク系のものを使いました。(#12)


もう手前の足元のポイントからガンガン出ましたよ。
ちょっとした落ち込みから、岩周り、流れ込みと。
流れの緩いプール状の場所でもほぼ入れ食い状態に。

しかも40cmオーバーのレインボウがガンガンでます。
状態が良くなったらネイティブエリアに行こうと思ってたんだけど、
移動するのが面倒臭くなるくらい、反応が良すぎ。
ファイトだけで言うとレイボウは面白いですね。大ジャンプしたり走ったりと。
15時以降はドライ一本で遊ばさせてもらいました。




16時半を過ぎたあたりまで粘って遊んでいたんですが、
そろそろ河口湖畔に予約をとってある宿の夕食時間

残念ながらお開きに。

マー君は初めて目にした大きなレインボウに興味津々。
動くたびに飛び掛りそうになってましたよ。




とても楽しい一日を過ごせました。
日々の雑念を払って釣りに専念ができて十分に楽しめましたよ。

mincoとマー君は、散歩したりのんびりしたりしていたようです。
釣りに付き合わされた小旅行ってのは我が家の恒例と化しています。
その小旅行(河口湖へ)については後日書きます。



オマケ、、、
mincoに閉じ込められるマー君。



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(山梨県都留市鹿留1543)
(山梨県都留市鹿留1543)
Posted by ピボット at 20:14
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